社 長 Q & A


代表取締役社長 松尾 利彦

 

テーマ:創業100周年にむけて


2003年に創業100年を迎えるということで、何か記念事業を考えておられるとか。


主に二つの事業を考えています。一つは社史の編纂、発刊。もう一つは東京本部の設置です。


まず、社史の方からお伺いしますが、100年ともなると膨大な資料になると思いますが、整理が大変ですね。


ところが実は反対で、資料がほとんどないんです。集められるかどうか逆に不安が大きいですね。


以前に社史を出されたことはないんですか。例えば50年史とか。


一度もありません。だから特に昔のことがほとんど分らないと言っていい位です。年輩のOBもせいぜい戦前くらいまで。明治・大正期のことはまず聞ける人が残っていません。


どこまで歴史を掘りおこせるか努力が要りますね。


2003年迄あと3年ありますが、専門家に聞くと資料集めは実質一年くらいで終えないと後のスケジュールが差しつかえるんだそうです。その為に新たに資料編纂室を設けて専任の課長を据えました。ここが年誌作りのベース基地になって社内外に色々な働きかけをしていきます。このホームページを見て昔のことを知っている人がいたら是非聞かせてほしいですね。


二番の目玉は東京本部の設置という事ですが、これはどういうことなのでしょうか?


営業と商品開発の本部を東京に移したいと言うことです。


何故ですか。


当社の販売はスーパー・コンビニが中心になりつつあり、これ迄以上に営業面と企画面で迅速な対応が求められています。有力スーパー・コンビニの本部は東京がやはり多い。情報量がその他の地域と全然違います。工場をハードとすると、営業・企画というのはソフト。工場は今の場所から動かすのは大変ですが、ソフトの方は可能じゃないかと考えました。


これから長期的な展望を考えるとそういうソフトの部分を東京に移すことが必要ということですね。


ある程度軌道にのったら、将来は本社を東京に移すことも考えています。


夢が膨らみますね。


夢と同時に課題も増えますが、乗り越えられると信じてやるきゃないと言うところです。
実はもう一つ期待するところがあって、それは人材なんです。つまり東京に本部や本社があることによって、うちの会社に興味をもってくれる人が増えるんじゃないかと。チロルの名前を知っていても「九州ではちょっと」という人も多いでしょうから。「人は石垣、人は城」ということわざもあるように企業は人。人材次第。優秀な人材を獲得するチャンスが増えればいいなと。これを見て応募が増えることを期待していますよ。


しっかりアピールしておかなきゃいけませんね。今言った二つの他に100周年の事業を考えていますか?


営業的には100周年記念の商品を企画することと、それにひっかけた販促キャンペーンをやる予定です。社内では利益の出方にもよりますが、ちょっと豪華な社員旅行をやりたいですね、ハワイとか。


色々盛りだくさんで楽しそうですね。


いやいや、経営というのは楽しさ1、苦しさ9ですよ。やりがいはありますけど。

 


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